>HALさん
中国のお話かあ、と思ったところで何気なく画像に目をやったら、中国の建築様式以外の何物でもありませんでした。しまった、私は何であんな西洋風ファンタジーを……。
とまあ、それはさておき、一言逃げ口上を述べておくならば、私は中国についての知識がまったくと言って良いほどありません。「燕」という字は男性名には使われない、程度の知識を振り絞ったところでもはや限界です。本作のように苗字に使われる場合はもちろんありますけれど。
燎原とはまた凄い名前ですね。野原を焼くことの意だったように記憶していますが、勉強している理由が答えられず、面白いと感じた書についてもそれは同じ。なるほど、何も焼け残らなかった原っぱのような人間に思えます。それでも残り火のような何かが時折燃え上っていて、それは夢の形で自分自身に何かを問い掛けている……。もしかしたら玄姫は母親なのかしらん、なんて思うのですが、雪にまつわる何かの記憶ともども、はっきりとしない辺りが幻想離宮というお題に綺麗に合致していますね。明示しない方が良いものというものもありますね(単に私の察しが悪いだけだったりして)。
単語の選び方が巧いのか(誰何とか叩頭とか)、中国っぽい雰囲気は満点ですね。
私は破滅する、の件ですが、「恥ずかしくて耐えられない」です。グローブを送る習慣の件は「男が縫物をするのは普通に流行らないだろう」と思ったのですが、実在しない世界に「普通」を期待するのは拙かったですね。二点とも、ちゃんとフォローをしておかなくてはなりませんでした。自分ではなかなか気付かないんですよね、こういうの。
>ラトリーさん
皇帝は肉欲に支配されて、政治的にも老人の傀儡なのかな、と思ったのですが、老人はそんなことには興味がなさげですね。しかし気になるのは、この老人自身は不老不死(いや、老いてるから違うのかしらん)なのか、そうだとすればこのまま書かれている話の続きは永遠に繰り返されていくのだと納得が出来るのですが、冒頭で頂点に立ち続けたのが五十年であることと、終盤で明日が五十年目であることとが明示されているので、この皇帝の時代が終わる何かがあるということなのでしょうか。物語、実は完結していないのでは……と思ってしまうのですが、その辺りが気になります。皇帝がついに反逆するのか、老人が興味を失ってしまうのか。あるいはもっと他の何かか。わくわくしますね。
>私
いきなり世界設定をミスるという大チョンボをかましてしまいました。メイアラ公国の建築様式が現実の中国に酷似している、という言い訳で逃げ切りを決め込みたいところですが、南方の小国、と書いてしまっている辺り、暑い国であの様式は考えにくいよなあ……と困り顔です。褐色少女萌えが裏目に出た形に。
しかし、ダメダメなコバルト文庫みたいな話になってしまいました。でも、久しぶりに(下手をすると年単位で)西洋っぽいファンタジーを書いたので、なんだか楽しかったです。まあ、ずっと書かずにいた理由の「横文字のネーミングセンスが壊滅的にない」という部分は何一つ解消されていませんでしたが。ラ行ばかり使いたくなるクセを抑え込むのに必死で(全然抑えられてないやんけ)、もういっぱいいっぱいでした。深く反省。
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